◎プリントの内容
・子供にも分かりやすい物品を大小・色で分けた「事物カード」
・2/3語文を作る要素を視覚的に認識できる「要素カード」
・言語発達遅滞検査〈s-s法〉の3語連鎖(大小+色+事物)をベースに作成しています
・専門家の訓練場面以外にも親子で遊びながら言葉の練習もできます(より有効な使用方法は担当の言語聴覚士など専門家へご相談ください。個別の症例相談はお受けできません。)
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要素カード(表出補助カード)

大小+色+事物カード

・カードを枚数を調整しレベルに合わせて使用が可能
◎ねらい・具体的な使用例(使い方次第で以下の場面以外にも活用できます)
☆理解(受信)
①単語の理解が伸びる!…色違いのカードを提示して指定された色を選ぶ・複数の物品を提示して指定された品物を選ぶ等、単語レベルの理解向上に。
②文レベルの理解が伸びる!(聴覚的把持力の向上)…2要素「大きな魚は?」「赤い猫は?」・3要素「小さな黄色い船は?」(レベルアップ課題:4要素「赤い時計と黄色い電車は?」・6要素「小さな青い魚と大きな緑の船は?」)など、指示する文を長くすることでお子様のレベルに合わせた言語性の記憶課題に。
☆表出(発信)
③身近な事物の名前が言える!…カードには子供にとって身近な語を選定。カードを見て名前を言う練習に。(言えない場合は復唱を促したり正しい名前を聞かせるだけでもOK)
④2語文/3語文のベースができる!…事物カードを提示し、2語文「大きな」+「魚」や3語文「小さな」+「黄色い」+「時計」などの要素カードを並べて読むことで、2語文/3語文を視覚的に意識でき、文章を話す練習に。

現場では表出訓練として、④の「要素カードをお子さんが自分で選択し並べる→指差しをしながら一緒に声に出して読む(聞かせるだけの場合も)」という課題をやることがとっても多いよ!慣れるまでは言語課題に乗れない場合も多いから、導入として本人が好き・得意な単語を使用したり、カードではなく人形などをのおもちゃを活用してアプローチを進めるのもGOOD!
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