頸部聴診におすすめの聴診器|7年愛用するリットマン小児用レビュー

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嚥下評価の頸部聴診をはじめたころ、こんな不安はありませんでしたか?

「音は拾えてるけど、これで合ってるのかな」
「なんか聞こえてる気はするけど、自信が持てない」

嚥下場面での聴診は、正しく教わる機会も少なく
自分の聴き方が正しいのかわからないまま続けてしまいがち。

この記事では、言語聴覚士として10年間、頸部聴診を実践してきた私が
実際に購入して使い続けている聴診器を紹介します。

STだけでなく、訪問看護や介護施設など、嚥下をみる場面で頸部聴診を行う方にも参考になれば幸いです。

使い比べて初めてわかった、聴診器の差

備品の聴診器、なんとなく使っていませんか?

筆者も働き始めのころは「備品でなんとかなるな」と思い、
自分で購入するまでもないと考えていました。

しかし!
当時VF・VEを担当していたドクターが異動になってしまい
それからは日常リハの中で嚥下機能を診断しなくてはならない場面がぐっと増えたんです。

そんなある日、先輩のリットマンを借りて使ってみたら——

音が全然違う?!
めちゃくちゃ聞こえるじゃないか!!!

あ、道具って大事なんだ」と実感し、
このことがきっかけで自分で聴診器を購入することにしました。

頸部聴診の聴診器、ここを見てほしい

聴診器って、実はけっこう種類があります。
筆者の考える、頸部聴診をするのに大事なポイントは2つ。

サイズ感

頸部聴診は、当然ですが頸部に特化して使用します。

ここで問題が!
成人用だと、首に当てるには大きすぎることがあります。
これは意外な盲点でした。

特に小柄な高齢者の方だと、成人用だと頸部にフィットせず
上手く聞き取れないことも。

なので頸部聴診には、小児用サイズを選んでください。

音を拾う面の形

聴診器の先端には、
・平らな面(膜型・高音が聞きやすい)
・くぼんだ面(ベル型・低音が聞きやすい)
があります。

文献的には膜型推奨を目にすることが多く、
嚥下音には高音成分も含まれるので理にかなっています。

ただ私は、首へのフィット感と使い慣れという点でベル型を愛用しています。
リバーシブルタイプという先端がクルクル回せるタイプなら両面使えるので、
ぜひ自分に合う方を試してみてください。

私が使っているのは:リットマン クラシックⅡ 小児用

いろいろ書きましたが、結論はこれ一択です。

3M リットマン クラシックⅡ 小児用

実際に使ってみて、音の聞こえ方が全然違います。
備品と比べると、嚥下音がクリアに聞こえる感覚です。

他にも備品と違う点は

サイズが頸部にぴったりフィットする

チューブが柔らかくて取り回しがいい

耳に入れる部分のパーツが柔らかく、長時間使っても耳が痛くならない

備品のころは長く使うと耳が痛くなったり、操作性が悪かったりと
使いづらい点があったので、これはありがたかったです。

ちなみに、名前の刻印ができます

購入時に名前を刻印してもらえるショップがあります。
(ショップによって対応が異なるのでご確認ください)

自分の名前が入った聴診器、なんかあがりますよね笑。
筆者は首にぶら下げて「リットマンですよ…フフフ」となっています。

道具に愛着が持てると、仕事も楽しくなる気がしています。

特に「備品だと聞き取りにくい」「頸部にフィットしない」と感じている方には、一度試してほしい聴診器です。

まとめ:頸部聴診をするなら、聴診器にこだわって

頸部聴診は評価できる技術がもちろん大事ですが、
そのための道具もとても大事です

備品でなんとなく使っていたころの私に言いたいのは、
「一回いいやつ試してみて!」ということ。
使い比べて初めて、音の違いがわかります。

予算に余裕があるなら、
リットマン クラシックⅡ 小児用
これ一択です。

長く使える道具なので、自分への投資だと思って買って後悔はないと思います。

頸部聴診での嚥下評価のスキルアップに!
ぜひ筆者とおそろいの聴診器をためしてみてくださいね。


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