転職先を調べていると、
「放課後等デイサービス」という求人を見かけることも多いのではないでしょうか。
でも、
「実際にはどんな仕事をするの?」
「病院とは何が違うの?」
と気になる方も多いと思います。
私は放課後等デイサービスについて、
「発達に特性のある子どもたちが学校終わりに通う場所」
というイメージしかありませんでした。
病院とは違う働き方なんだろうなとは思っていましたが、
STとしてどのような役割を担うのかまでは、あまりイメージができていませんでした。
そこで今回、施設の情報や求人、実際に働いているSTの話などを調べてみました!
※この記事は掲載当時、病院勤務だった筆者が、公開情報や実際に働いている方のお話を参考にまとめています。施設によって働き方は大きく異なるため、一例としてご覧ください。
放課後等デイサービスとは?
放課後等デイサービスは、発達に特性のある子どもや障害のある子どもが、学校終了後や長期休暇中に利用する福祉サービスです。
対象は主に小学生から高校生までで、生活能力の向上や社会性を育てるための支援を行います。
施設によって活動内容はさまざまですが、
- 集団遊び
- 工作
- おやつ作り
- 学習支援
- ソーシャルスキルトレーニング(SST)
- 個別支援
など、子どもたちが楽しみながら成長できるような活動が行われています。
私はInstagramで放課後等デイサービスの様子を見てみたのですが、
子どもたちと一緒にカレーを作ったり、工作をしたり、実験をしたりと
病院での働き方とは雰囲気が大きく違うことが印象的でした。
では、その中でSTはどのような役割を担うのでしょうか。
施設によって働き方が全く違う
放課後等デイサービスについて調べていて
一番驚いたのは施設によって働き方が大きく違うことでした。
STとして個別訓練など専門的な支援を期待される施設もあれば、
子どもたちと一緒に遊ぶなど、様々な活動へ参加することを中心としている施設もあります。
つまり、施設によってSTに求められる役割は大きく異なります。
そのため、見学では施設の雰囲気だけでなく、
- STが担当する仕事内容
- 1日の流れ
- 個別支援をどの程度行っているのか
なども確認しておくと、入職後のギャップが少なくなると思います。
訓練ではなく「生活」の中で関わるST
病院では、評価や訓練を中心に1日が進みます。
一方、放課後等デイサービスでは、子どもたちの生活そのものが支援になる、というのが病院とは大きく違う点だと感じました。
例えば、
- 送迎
- 一緒に遊ぶ
- レクリエーション
- 工作
- おやつ作り
- 学習支援
など、学校のような雰囲気で活動している施設も多いようです。
それを知ったとき、
「STらしい仕事ってあまりないのかな?」
と始めは正直思いました。
ですが、調べていくうちに、生活の中で
「困っていることはないかな?」
「友達とのやり取りで困っていないかな?」
「もっと伝えやすい方法はないかな?」
そんな小さな変化に気付き、支援につなげていくことが、STとしての専門性なのだと感じました。
だからこそ、その視点を持って関われなければ、
ただ一緒に遊ぶだけ、見守るだけになってしまうのかもしれません。
STは一人職場が多い
病院では、近くにSTの先輩や同僚がいることが多いですよね。
ですが、放課後等デイサービスでは、STが一人だけという施設も少なくないようです。
相談できるSTがおらず、教材を考えることも、評価方法を調べることも、手探りで進める場面が多いようです。
一人職場が不安な方は、
- STが在籍しているか
- PT・OTなど他のリハビリ職と連携できる環境か
なども見学時に確認しておくと安心だと思います。
求人は多いけれど、勤務時間は確認したい
私の地域では、放課後等デイサービスの求人が多い印象があります。
そのため、転職先としては比較的選択肢が多い分野なのかもしれません。
一方で、子どもたちが学校を終えてから利用する施設のため、
勤務時間は昼前から夕方〜夜にかけてという求人も多いようです。
病院勤務とは時間が大きく変わる場合もあるため
- 勤務時間
- 残業の有無
なども事前に確認しておくと安心です。
放課後等デイサービスに向いている人
施設の情報を見ていて感じたのは、知識や経験だけではなく、
人柄もとても大切だということです。
例えば、
- 子どもが好き
- 子どもの小さな変化や成長に気付ける
- 子どもの癇癪やパニックにも落ち着いて対応できる
- 工作や制作活動が苦にならない
- チームワークを大切にできる
このような方は、放課後等デイサービスの仕事を楽しめるかもしれません。
病院では、訓練の時間を中心に患者さんと関わることが多いですが、
放課後等デイサービスでは、子どもたちと一緒に過ごす時間が長くなります。
一緒に遊んだり、工作をしたり、おやつを作ったり。
そんな何気ない日常の中で、小さな成長や困りごとに気付き、支援につなげていく。
「先生と患者さん」という関係ではなく、
生活の中でじっくり関係を築きながら支援できること。
これは、放課後等デイサービスならではの魅力なのではないかと感じました。
まとめ
放課後等デイサービスは、病院とは働き方が大きく異なります。
私自身も調べるまでは、「STらしい仕事は少ないのかな?」というイメージを持っていました。
ですが、生活の中で子どもたちのコミュニケーションや発達を支えることは、病院とは違ったSTの専門性を発揮できる仕事なのだと感じました。
一方で、施設によって仕事内容や働き方は大きく異なります。
だからこそ、見学では施設の雰囲気だけでなく、
- STはどのような業務を担当するのか
- 個別支援(言語訓練等)はどのくらい行っているのか
- 自分がどのような働き方をすることになるのか
なども確認しておくと、入職後のミスマッチを減らせると思います。
病院とは違ったやりがいを感じられる職場も、きっとあるはずです。
💡STが転職を考える理由についてはこちらの記事もどうぞ



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