言語聴覚士から異業種へ転職できる?実際に転職活動をして感じたこと

転職

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転職を考えたとき、STとして職場を変えるだけでなく、
まったく違う仕事が気になることもあるのではないでしょうか。

私自身、STという仕事そのものが嫌になったわけではありません。

でも、
「ST以外には、どんな働き方の選択肢があるのかな?」

「業種を変えたら、給料アップにつながるかも。」

「在宅勤務や、時間の融通がきく仕事がいいな。」

など、転職を考える中で「収入や働き方まで含めると、
ST以外にも目を向けた方が自分に合う仕事が見つかるのでは?」
と思うようになりました。

とはいえ、新卒からずっと言語聴覚士として働いてきたため、
一般企業で働いた経験はありません。

「今から未経験の仕事に転職できる?」

「そもそもSTしかしてこなかった自分に、どんな仕事ができる?」

「生活と両立しながら、一から仕事を覚えられる?」

そんな疑問があり、実際に総合型の転職エージェントにも登録して、
異業種への転職について相談してみました。

結論からいうと、思っていたより選択肢はありました

でも、実際の求人を見たからこそ、
「転職できそう」と「今、本当に異業種へ行きたい」は別なんだとも感じました。

今回は、STから異業種への転職を実際に検討してみて分かったことをまとめます。

※私自身の転職活動での体験をもとにした記事です。
求人状況や転職のしやすさは、地域・年齢・経験・希望条件などによって異なります。

STから異業種へ。でも、何ができる?

異業種への転職を考えたとき、最初に困ったのが、
「私は何の仕事ができるんだろう?」ということでした。

求人サイトに書かれている仕事内容を見ても、
それが実際にどんな仕事なのかイメージしにくい。

「この仕事って私でも応募できる?」

「STの経験は一般企業でどう評価される?」

「35歳を過ぎて未経験でも、本当に採用される可能性はある?」

そもそも、STとしてしか働いたことがない私にとって、一般企業の仕事は未知の世界であり、
「何が分からないのかすら、よく分からない」という状態だったと思います。

そのため、今回は自分一人で求人を探すより、
まず幅広い職種を扱っている総合型の転職エージェントに相談してみることにしました。

実際に相談すると、意外な仕事も選択肢に

実際に相談してみると、いくつかの方向性を提案してもらいました。

たとえば、

  • 営業系:仕事によっては、比較的スケジュールを調整しやすいものもある
  • 人材系:在宅勤務が可能な求人もあり、働き方を重視する場合の選択肢になる
  • 医療関連企業:これまでの医療現場での経験を活かしやすい

といった話がありました。

特に興味を持ったのが、
これまでの医療現場での経験を活かして医療業界で働くという選択肢でした。

異業種へ転職するとしても、まったく知らない業界より、
これまで関わってきた医療業界の方が仕事をイメージしやすいと感じたからです。

医療関連企業の事務職や、医療機関を訪問して機器の説明・サポートをする仕事など、ST以外にも医療現場での経験を活かせる具体的な仕事があることは、実際に相談してみて分かったことのひとつです。

35歳を過ぎて未経験。それでも求人は思ったよりあった

私は35歳を過ぎていて、一般企業での勤務経験もありません。

パソコン作業が嫌いではないこともあり、異業種へ転職するなら、
「未経験からできるなら、事務職あたりかな?」と、なんとなく考えていました。

異業種の仕事をほとんど知らない状態で自分だけで探していると、
どうしても「自分が知っている仕事」の中から選んでしまいます。

実際に相談してみると、事務職だけでなく、
これまでの経験や希望条件からさまざまな仕事を提案してもらいました。

さらに今回は、生活との両立を考えて働き方にもいくつか希望条件をつけていましたが、
都市部まで通勤範囲を広げると、条件に該当する求人は700件以上ありました。

企業からのオファーという形でも複数の求人が届き、
「一般企業未経験で条件もいろいろあるけど、思っていたより選択肢はあるんだ」
と感じました。

もちろん、700件すべてが自分に合っているわけではありませんし、
オファーが届いたからといって採用されやすいという意味でもありません。

それでも、自分一人で考えていたときより、選択肢はかなり広がりました。

自分が知らない仕事は、そもそも候補に挙げられない。

これは実際に異業種転職について相談してみて感じたことのひとつです。

※求人件数は、私が転職活動をした時点で、私の希望地域・条件を設定して検索した結果です。現在の求人件数や、ほかの方にも同様の求人があることを示すものではありません。

実際に「ちょっと気になる」求人も

実際の求人を見ていくと、「気になるな」と思うものもありました。

たとえば、

  • 不動産関連の案内業務:在宅勤務が可能で、比較的時間を調整しやすそう
  • ケーブルテレビ関連の説明業務:自宅から通いやすく、仕事内容もイメージしやすかった
  • 苗・エクステリア関連の事務業務:もともと植物が好きで、仕事内容そのものに興味を持った

などです。

STとして転職先を探していると、どうしても「病院や施設」など、資格を軸に選択肢を考えます。

しかし、異業種の求人を見ることで、仕事内容だけでなく、
自分の興味や生活との相性から仕事を選ぶという考え方もあるのだと感じました。

異業種も選べる。でも、今の自分に一から始める覚悟はある?

異業種の求人を見て、「面白そう」と思う仕事は実際にありました。

でも、そこで現実的に考えたのが、
未経験の仕事は一から覚える必要があるということです。

新しい業界の知識を覚えて、仕事の進め方を覚えて、
周囲に教えてもらいながら経験を積んでいく。

それ自体が嫌なわけではありません。

でも、生活との両立も重視したい今の自分に、
仕事でも一からスタートする余裕があるのか。

これまでSTとして積み重ねてきた経験をいったん横に置いてまで、
今その仕事に挑戦する覚悟はあるのか。

そこまで考えると、

「今の私は、そこまでして異業種へ行きたいわけではないかも」

というのが正直な答えでした。

STなら、これまで積み重ねてきた知識や経験があります。

一から別の仕事を覚えるよりも、STとしての経験を活かしながら、
収入や勤務時間など自分に合った条件の職場を探す方が現実的なのではないか。

異業種を見てみたことで、逆にそこがはっきりしました。

異業種に行かなくても、調べてみた意味はあった

結果だけを見れば、「結局STを続けるなら、
異業種なんて調べなくてもよかったのでは?」とも思われるかもしれません。

でも私は、実際に調べてみてよかったと思っています。

「ST以外の仕事ってないのかな?」と悩みながらSTを続けるのと、
ほかの仕事も選択肢にはある。でも今の私はSTを選ぶ
と思って続けるのでは、少し意味が違うからです。

自分では事務職くらいしか思いつかなかったところから、
さまざまな選択肢があることも知りました。

そして、実際の求人まで見て比較したからこそ、
自分が転職で何を優先したいのかも見えてきました。

異業種へ転職するか迷っているなら、
最初から「異業種へ転職する」と決めなくてもいいと思います。

求人を見たり、第三者に相談したりして、
まずは自分にどんな選択肢があるのか知ってみる。

それから「STを続ける」「異業種へ行く」を考えても遅くないのではないでしょうか。

私が実際に異業種について相談するために利用したのは、
「リクルートエージェント」です。

登録から面談までの流れや、実際に相談して感じたことについては、
後日別の記事で詳しくまとめたいと思います。

まとめ|異業種転職、思っていたより選択肢はある

STから異業種への転職、
「一般企業で何ができるんだろう?」
「35歳を過ぎて未経験では難しいのでは?」
と思っていました。

でも、実際に相談して求人を見てみると、
自分では思いつかなかった仕事もあり、
条件をつけても想像していた以上に選択肢がありました。

そして私の場合、いろいろな仕事を見た結果、

「今は一から別の仕事を始めるより、これまでの経験を活かして
STとして働く方が自分には合っている」ということも分かりました。

「STしかできないから続ける」のではなく、
ほかの選択肢も見たうえで、今はSTを選ぶ。

そう思えたことも、今回異業種転職について調べてみた一つの収穫でした。

まずはどんな仕事があるのか見てみるだけでも、
自分がこれからどう働きたいのかを考えるきっかけになるかもしれません。

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