言語聴覚士(ST)の給料は安い?現役STが感じるリアルな給料事情

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言語聴覚士として働いていると、
「STの給料って安くない?」
と感じたことはありませんか?

もしも進路を決める前の自分に会えるなら、伝えたいことがあります。

それは「STを目指すなら、給料のことも知っておいて!」ということです。

高校卒業後に進学する人も、社会人から専門学校や大学へ進学する人も、
進路を考える時点では、言語聴覚士の年収や昇給のペースはどうなのかまでイメージできる人は多くありません。

私自身、社会人になる前は、仕事によって将来の年収や昇給のペースがこんなにも違うなんて、考えたこともありませんでした。

もちろん、この仕事を選んだことを後悔しているわけではありません

ただ、進路を決める前に、給料のことも知る機会があったらよかったな、と思っています。

今回は、現役STとして働く中で感じた「給料のリアル」についてお話しします。

新卒の頃は不満はなかった

新卒で働き始めた頃は、給料に大きな不満を感じたことはありませんでした。

むしろ、一般企業へ就職した友人より少し多くもらっていることもあり、

「国家資格を取ってよかったな」

と思った記憶があります。

もちろん地域や職場によって差はありますが、
新卒のスタート時点を見れば、極端に給料が低い仕事という印象はありませんでした。

実際、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、
言語聴覚士の賃金(年収)の参考値は443.6万円と掲載されています。

この数字を見る限り、「STってものすごく給料が低い仕事」とは言い切れないのでは?と感じます。

※参考:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」
※統計上、他の一部リハビリ専門職等を含むデータのため参考値です。

30代・40代になると、少しずつ差を感じ始める

働き始めて数年はあまり気にならなかった給料ですが、
年齢を重ねるにつれて考え方が変わってきました。

周りの友人は昇進や転職で年収が上がっていく一方、
私はSTとして働く中で、昇給ペースは比較的ゆるやかだと感じてきました。

新卒の頃は友人より給料が高かったのに、30代・40代になるにつれて少しずつ差が開いていく。

「今の給料が低い」というより、

「この先、どこまで給料が上がるんだろう?」

という不安を感じるようになりました。

それでも私はSTという仕事が好き

ここまで読むと、「STにならなければよかったの?」と思われるかもしれません。

ですが、私はそうは思っていません

患者さんが話せるようになったり、

食事ができるようになったり、

「ありがとう」と笑顔を見せてくれたり。

この仕事だからこそ感じられるやりがいがあります。

私は、STという仕事自体は本当に好きです。

だからこそ、「給料が理由で辞めたい」というより、

「もっと自分に合った働き方や待遇の職場はないのかな」

と考えるようになりました。

給料を上げる方法はある?

給料を上げる方法は、一つではありません。

例えば、より条件の良い職場へ転職することで、年収が上がるケースもあります。

今の職場しか知らないと、
「STってこんなものなのかな」と思ってしまいがちです。

ですが、職場によって給与や働き方は意外と違います。

情報を知っているだけでも、将来の選択肢は広がると思っています。

まとめ

言語聴覚士の給料は、「すごく安い」と一言で言えるものではありません。

新卒の頃は、むしろ周りより良いと感じる人もいると思います。

もちろん、この仕事を選んだことを後悔しているわけではありません

ただ、進路を決める前に、給料のことも知る機会があったらよかったなと思っています。

お金だけで仕事を選ぶ必要はありません。

ですが、仕事内容ややりがいだけでなく、給与や将来の働き方についても知っておくことは、決して無駄にはならないと思います。

そして、今働いている方も、「今の職場しか知らない」という状態で悩む必要はありません。

私自身も、「他の職場はどんな条件なんだろう?」と気になり、求人を見てみるようになりました

実際に転職するかどうかは、そのあと考えれば大丈夫です。

他の職場を知ることで、「もっと条件の良い職場がある」と気付くこともあれば、
「今の職場って意外と恵まれていたんだ」と感じることもあります。

まずは情報を知ること。

それだけでも、自分の働き方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

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